1960年代以降、世界で自動車生産台数トップ3(参照:国際自動車工業連合会)に入る日本は、精密な作業で信頼できる自動車を製造していることで知られています。高い安全性と実績のある品質で、設計、製造までの自動車製造プロセスの安定化により、日本の自動車メーカーとサプライヤはグローバルでの競争力を確立しました。

しかし、自動車産業はアメリカの自動車およびエネルギー企業であるテスラ社、グーグルの自動運転車部門、中国の電気自動車企業などの驚異的急速な発展によって変化しています。一方、消費者行動の変化、デジタル需要の高まり、労働力不足などのトレンドは、日本の自動車メーカーにさらなる課題をもたらし、イノベーションの加速を余儀なくさせられています。

自動車企業とテクノロジー企業の提携

テクノロジーサービスプロバイダの支援を得てイノベーションを受け入れることが、技術への多大な投資シナリオにおいて世界のライバルと競争するための鍵となります。(日本の自動車企業が抱える課題を解決する3つの方法とは?)。

フォード社は、電気自動車および自律走行車の開発能力を強化するためにクラウドコンピューティングの合弁会社であるPivotal Software社に1億8000万ドルを投資しました。東京では、デンソー、eSol、NECが車載電子機器向けの使いやすい基本ソフトウェアを自動車メーカーに提供するためのイニシアチブをとるAubassを立ち上げました。

自動車メーカーや自動車部品サプライヤが設計、製造、組み立てを引き受ける一方で、企業はソフトウェア、センサー、テレマティックス、セキュリティなどを開発し提供します。これらのテクノロジー企業は、車を走るコンピュータに変えるための製品や部品類を開発するという科学的思考を提供することができます。

一連の革新的技術を組み合わせることで、自動車メーカーはコストを削減しながらパフォーマンスと競争力を向上させることができます。

 

自動車企業とテクノロジー企業の連携が、世界のライバルと競争するための鍵

 

東南アジアの技術パートナーとの提携

日本のOEMおよびティア1ベンダーは、アジャイルソリューションと幅広いサービスのポートフォリオでニーズを満たすことができる技術パートナーを常に探しています。

自動車メーカーやサプライヤと技術を持つ企業との提携は日本で劇的に起きており、その中で、中国とインドが2大サービスプロバイダになっています。2013年から、この傾向はタイ、バングラデシュ、フィリピンなどの東南アジア諸国にシフトしており、その中でベトナムが最も競争力のある国です。ベトナムソフトウェア協会(VINASA)によると、ベトナムは2014年以降、日本で第2位のソフトウェアおよび情報技術サービスパートナーになっています。

ベトナムでは毎年4万人の学生をIT業界に迎え入れいます。また、ベトナムの人口の45%が35歳未満という若さです。この若い人々は、ベトナムで教育を受け、低コストの安定した労働力を提供し、知識集約型の技術サービスにも理想的です。

加えて、日本貿易振興機構(JETRO)では、ベトナム企業が日本に投資する産業の中でソフトウェアが第1位であると報告しています。10以上のベトナムのソフトウェア企業が日本で会社や支店を展開しています。2005年に最初の事務所を開設したFPTは、現在10カ所の拠点と1500名の従業員を擁する日本最大のベトナム企業に成長した先駆者です。

 

東南アジアにおけるグローバル技術の巨人

FPTは過去10年の間に、数々のソリューションとサービスを自動車産業の世界トップ自動車メーカー、OEMメーカー、ティア1サプライヤ、および半導体メーカーに提供してきました。GENIVIアライアンス(オープンソース、車載インフォテインメント(IVI)ソフトウェア、コネクテッドカーの幅広い採用の推進を約束する非営利団体)の常勤メンバであるFPTは最先端の革新技術を活用し、HMIからミドルウェア、ドライバ、ハードウェア層に至るまで、業界固有の複数のプロジェクトでお客様にエンジニアリングサービスを提供しています。

FPTのサービスは、インフォテインメントおよびナビゲーション(オーディオ、ビデオ、ナビゲーション、ディスプレイHMI、後部座席娯楽システム)、スマートアプリケーション(駐車アシスタント、車両制御用スマートデバイス)、IoV(車のインターネット)のサポート(データ収集、行動分析、車両監視)の3つの領域に集中しています。

FPTはソフトウェア開発において日本ティア1企業との協力経験があり、豊富な経験と蓄積されたノウハウを活用し、2,200名の技術者と400名の自動車専門家を含む熟練かつ大規模な人材を擁するFPTはAUTOSAR、Automotive SPICE能力レベル3、MBD及びその他世界標準のプロセスと品質でソリューションを実装します。

コネクテッドカー向けのakaminds IoVプラットフォーム、AUTOSAR CANコミュニケーションスタック、ECU開発支援ツールCAN/LINシミュレータなどを含む自動車ブランドのビジネスを合理化する包括的なソリューションをコンサルティングおよび提供することができます。

サービス提供の他に、FPTは熟練した研究専門家が短期間でお客様のアイデアの概念実証(PoC)を行い、製品の実現可能性の評価をお手伝いします。お客様と共同でプロジェクトの特定から開始し、FPTは初期アーキテクチャ設計とワークフレームを定義し、その後PoCと開発または既存PoC機能を強化します。これにより、顧客とプロジェクトについてより深いインサイトが得られ、実プロジェクト実行時のリスク低減が期待できます。