ヘルスケア

OMOP CDM

リアル・ワールド・データ分析統合 プラットフォーム

OMOP CDMによる
医療ビッグデータ分析や
データ利活用の促進

OMOP CDM は、異なるデータソースの医療データを標準的なデータ形式に変換して統合的に扱うことができる共通データモデルです。
FPTは、HL7 FHIR によるアプリケーション間連携基盤とOMOP CDM へのコーディングによる連合研究基盤の統合プラットフォームを構築し、お客様の医療ビッグデータ分析やデータ利活用促進をサポートします。

お客様の課題

・患者基本情報や様々な臨床情報などの医療データの標準化が進んでおらず、病院やクリニック間での患者データ連携が困難。

・医療情報のデータモデル標準化ができていないため効率的なデータ分析ができず、医療の質の向上や医療AI 開発のためのデータ利活用が進まない。

OMOP CDM のメリット

世界的に標準化された医療データ

  • 全世界80 の国と地域、世界人口10%に相当する8 億人以上の患者診療情報データがOMOP CDM 形式で標準化して変換されています。自施設で保持している医療データをOMOP CDM 形式に変換することで、国際的な共同調査や全世界規模での医療ビッグデータ分析を容易に実施することができます。

個人情報を含まない分析モデル

  • データ形式が標準化されているため、共通の分析ツールにより各施設内にてOMOP CDM から分析済みモデルを生成することができます。個人情報を含まない方法で分析済みモデルを生成することで、医療データを各施設の外に転送することなく、多施設横断的なデータ分析が容易になります。

HL7 FHIR との連携によるデータ交換

  • 病院間での医療情報連携のためのデータ交換規約としてHL7 FHIR が日本でも厚生労働省標準として認められ、HL7 FHIR に準拠した電子カルテ導入が推進されています。OMOP CDM はこのHL7 FHIR とも連携することができます。OMOP CDM データベースをHL7FHIR からアクセスしてAI 学習などに活用することもできます。

HL7 FHIR とOMOP CDM の
統合データ基盤ソリューション

FPTの強み

eCarePlus

電子カルテや診療科部門システム、医療機器やウェアラブルデバイスまで様々なシステムのデータを統合するソリューションを提供します。HL7 FHIR やDICOM などの標準データ交換規約に対応しており、システム間での医療データ統合を実現するマイクロサービスアーキテクチャと各種ソフトウェアコンポーネントにて市場投入までの時間短縮を実現します。

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豊富なヘルスケアITリソース

医療システム構築に精通したヘルスケアIT エンジニアが日本国内に100 名、ベトナムオフショアに1,400 名在籍しています。医療情報の統合データ基盤の設計・構築から運用サポートまで豊富な人的リソースでお客様の医療DX を支援します。

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Fablic Insight

大規模データの分析基盤プラットフォームとオントロジーと呼ばれる知識概念間の関係を表現するソリューションを提供します。大規模言語モデルや機械学習ライブラリにも対応し、プロンプト入力欄から自然言語でデータベースに対するクエリを命令できます。分析結果グラフ出力やデータセット抽出、スクリプト生成までサポートします。