2019年7月11日ホーチミンにてベトナムの最大手IT企業であるFPTコーポレーションは、IoTネットワーキングおよびスマートホーム/ビルディングデバイスのプロバイダーであるHoma Techs Inc.(以下、Homa)の戦略的投資を実施する契約を締結しました。
この発表は、家の中のすべてのスマートデバイスをIoTアプリケーションにシームレスかつ安全に接続するHomaのマルチプロトコルIoTハブグランドのローンチに伴い行われました。スイッチ、スマートプラグ、照明調節機器、センサー、ドアベル、カメラ付きドアロック、モバイルアプリ、ホームサービスソフトウェアなど、最大240ものデバイスが同時接続できます。
技術的な制限なく幸福な現代生活を望む人々のために、健康かつスマートで効率的な生活環境を構築することを目指すHomaの製品群は、まさに「One Hub – One App – One Brain」のソリューションであると、Homa 組込システム部部長 ソン・ヴゥ氏は述べています。
FPT のグエン・ヴァン・コアは、「FPTは、Homaのスマートホームテクノロジーとソリューションに大きな価値があると考えています。 当社の45の国と地域にまたがるパートナーとクライアントのネットワークを活用し、Homaと協力して、この製品群を何百万人もの住民に提供し、アジアのスマートビルディングおよびスマートシティの開発を加速することを手助けします。」と述べ、さらに「デジタルソリューションの研究開発へのコミットメントとは別に、FPTは、新興市場のトレンドと長期戦略に沿った新しい技術製品とソリューションを獲得するためのパートナーシップの機会も探しています」と付け加えました。
また、FPT最高執行責任者 チャン・ダン・ホアは、次のように述べています。「FPTはIoTセグメントを獲得したいと考えています。スマート工場、スマートシティ、ヘルスケアや輸送業などの当社の顧客は、Homaの技術で解決できる難題に直面していることに気がつきました。Homaへの戦略的投資は、3年間のロードマップに従って実施されます。」
この投資は、2019から2021年に包括的なデジタル変革サービスのプロバイダーになるというFPTのコミットメントを強化するものです。これによりFPTは、スマートシティの開発者をターゲットとし、IoTおよびスマートホームソリューションの東南アジア市場への浸透を促進するため、ハードウェア製品のポートフォリオを多様化したいと考えています。また将来的に、HomaのテクノロジーをIoTおよび人工知能製品に統合できる可能性もあります。
FPTについて
FPTコーポレーションは、ベトナムに本社を置く世界有数の技術およびITサービスグループで、売上は約20億米ドル、従業員数は約28,000名です。FPTはベトナムでデジタル変革のパイオニアであり、スマートファクトリー、デジタルプラットフォーム、RPA、AI、IoT、エンタープライズモビリティ、クラウド、AR/VR、組込みシステム、マネージドサービス、テスト、プラットフォームモダニゼイション、ビジネスアプリケーション、アプリケーションサービス、BPOなど世界クラスのサービスを提供します。FPTは、これまで世界中で600社を超えるお客様を支援してきました。そのうちの100社は、航空宇宙および航空、自動車、銀行・金融、通信、メディアとサービス、物流と輸送、公共、消費者向け包装商品、医療、製造、公的機関、技術などの業界のFortune 500企業です。
Homaについて
Homa Tech Inc.は、モノのインターネット(IoT)ネットワーキングと、スマートホームおよびスマートビルディングアプリケーション向けの人工知能(AI)最先端テクノロジーを搭載したスマートサム/ビルディングデバイスのグローバルプロバイダーです。 同社の製品は、設置の容易さ(従来の住宅や建物を含む)、高い信頼性、ユーザーフレンドリーな使用法に焦点を当てており、技術的な制限による妥協などない生活を楽しむ顧客のために、健康でスマートで効率的な生活環境を構築することを目指しています。