持続的に社会が発展する未来に向け、多様な分野の専門家がお客さまの発想を広げるアイディアをご提案する『Connect 』

本動画では、地政学的な不確実性が高まる中、日本とベトナムが協力して多様な社会課題を乗り越える”日越エコシステム”構築の重要性を、FPTコンサルティングジャパンの日高よりご紹介します。
”日越エコシステム”構築を5つの視点、「1.リソース」、「2.テクノロジー」、「3.サプライチェーン」、「4.ファクトリー(プロダクト)」、「5.マーケット」に分け、それぞれに対する具体的なアプローチを解説しています。


プレゼンテーションの概要

・自己紹介
・グローバルアジェンダに対し”今こそ取り組む”日越エコシステム構築
・日越エコシステム構築に向けたFPTのアプローチ
・1. リソース:ベトナム、そしてグローバルベストショアへ
・2. テクノロジー:レガシー技術の”継続性”とモダン化
・3. サプライチェーン:バリューチェーン横断型データプラットフォーム
・4. プロダクト:ソフトウェア中心のものづくりへ
・5. マーケット:DC5.0による新しい市場の開拓・獲得へ

1.グローバルアジェンダに対応するFPTの視点

FPTが注目する5つのグローバルアジェンダ

①地政学および地形学の環境変化
②デジタル化の加速
③円安などの為替変動
④IT人材の確保
⑤ソーシャルバリューの追求

これらの課題を踏まえ、FPTは「日越エコシステム」の構築を提案しています。


2.日越エコシステム構築の重要性


(1)日本の課題解決に向けたベトナムとの連携

  • 日本国内だけでの解決が難しい課題への対応策
  • ベトナムとのパートナーシップによる解決アプローチ
  • (2)日越エコシステムの拡大

  • 中国大連への新オフィス設立
  • 日越連携を超えた新たなエコシステム構築の試み
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    3.日越エコシステム構築に向けた5つのアプローチ


    (1)リソース

    グローバルベストショアモデル

  • オンショア、ニアショア、オフショアを組み合わせた柔軟な体制
  • 実績例:アメリカ、コスタリカ、メキシコ、コロンビア、ベトナム、インド
  • (2)テクノロジー

    デジタルコングロマリットのフレームワーク

  • DC1: 紙のデジタル化
  • DC2: システムデータの統合
  • DC3: バリューチェーンレベルでの統合
  • DC4: データのマネタイズ
  • DC5: マルチインダストリーでのデータ連携
  • (3)サプライチェーン

  • 実績例:航空業界における「スカイワイズ」プラットフォームの活用
  • (4)プロダクト

  • ソフトウェア製造の時代に対応
  • オートモーティブ業界での実績:AUTOSAR規格対応人材1,000名以上
  • (5)リソース

  • ベトナム国内でのオンライン・オフライン事業展開
  • リテールのユーザ:VNエクスプレス(4,000万人)、FPTプレイ、FPTショップ
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    4.FPTの戦略分野と未来への取り組み


    (1)重点分野

  • レガシーマイグレーション、モダナイゼーション
  • AIソリューション、データプラットフォーム
  • GX(グリーントランスフォーメーション)、半導体分野
  • (2)若手人材育成の取り組み

  • FPT大学における半導体専門コース設立
  • 2年間で技術を習得する短期集中型プログラム
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    5.FPTのDXサービスで未来を共創する

    FPTはグローバル規模での共創・協業を通じて、日越エコシステムの構築に取り組んでいます。本記事で興味を持たれた方は、ぜひFPTまでお問い合わせください。