2020年12月18日（金）、サベコ社（サイゴンビール・アルコール飲料総公社）のホーチミン市本社オフィスにて、FPTソフトウェアとサベコ社との「DMS-SFAプロジェクト」実施に関する正式な契約調印式が行われました。
調印式には、サベコ社副社長のテオ・ホン・ケン（Teo Hong Keng）氏、FPTソフトウェア・ホーチミン支社長のグエン・ドゥック・クイン（Nguyen Duc Quynh）、および両社の役員、プロジェクトチーム、各部門の代表者が出席しました。
DMS（流通管理システム）- SFA（セールスフォースオートメーション）プロジェクトは、DMSおよびSFAソフトウェアソリューションによるサベコ社の業務プロセスの効果的改善を目的とした、「サベコ4.0」プロジェクト2020年～2021年フェーズの全体的開発計画の一部です。これにより、同社の手作業の工数削減およびシステム全体の販売・流通プロセス最適化に寄与します。
同調印式で、FPTソフトウェア・ホーチミン支社長のクインは、「FPTソフトウェア開発によるデジタル化ソリューションは、企業のニーズを的確に捉えたものであり、リアルタイムデータへのアクセスを実現することで、市場と顧客の分析を迅速かつ効率的にするものです。」と述べました。そして、「デジタル変革をベースとするビジネスモデル変革は、企業の販売プロセスの標準化と自動化を支援し、ビジネスを一層促進します。FPTソフトウェアはサベコ様と密に協力を行い、デジタル変革を成功裏に導くための最良のテクノロジーソリューションのご提供をお約束します。」と力強く宣言しました。
DMS-SFAソフトウェアの導入について、サベコ社副社長のメルビン・ン（Melvyn Ng）氏は、「このソフトウェアは営業スタッフと販売代理店間の連携事業の展開をより迅速かつ効率的にします。これにより、サベコは営業スタッフの競争力を高め、商品と顧客サービスの品質向上ができます。」と述べています。
さらに、サベコ社代表取締役社長のベネット・ネオ（Bennett Neo）氏は、「業務運営プロセスのデジタル化のための投資プロジェクトを通じて、優秀な営業スタッフを育成しつつ、企業のバリューチェーンにおける取引先や販売代理店の管理と運営の効率化を図ります。」とのビジョンを示しました。
DMS-SFAプロジェクトは、2021年第2四半期にベトナム全国での本格的展開の前に、2ヵ月間にわたり試行される予定です。
