FPTジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ド・ヴァン・カック)は、株式会社 肥後銀行(本店:熊本市中央区、代表取締役頭取:笠原 慶久、以下「肥後銀行」)のCO₂排出量算定システム「Zero-Carbon-System(通称:炭削くん)」を開発し、2023年7月下旬より運用を開始することになったのでお知らせします。
本取り組みを通じて、肥後銀行が参画する九州フィナンシャルグループの環境方針に基づいた、脱炭素社会の実現と、持続可能な地域社会の実現に貢献することを目指します。
CO₂排出量算定システム
「Zero-Carbon-System(通称:炭削くん)」開発の経緯
肥後銀行は、2021年3月に開示した中期経営計画*の中で、地域金融機関から『地域価値共創グループ』へ進化し、社会の持続的発展(SDGs)に積極的に貢献することを明確化しています。
その上で、具体的な施策、「SDGs・ESGの先駆的な取り組みの実践」、「デジタル社会に向けた新たな体験・サービスの提供」を検討する中、当社よりお客様のビジネスの構想策定・コンサルティングフェーズから具体的なサービス開発・運用フェーズに至るまで一貫したエンド・ツー・エンドサービスのケイパビリティの共有を重ねてきました。その結果、双方が協力してアジャイル開発を行い、新たなビジネス価値の創出に向けて取り組むことで合意し、本システムの開発に至りました。
※参考リンク:肥後銀行 中期経営計画
https://www.higobank.co.jp/aboutus/pdf/plan.pdfCO₂排出量算定システム
「Zero-Carbon-System(通称:炭削くん)」の機能概要
- 電気、エネルギー等の各種使用量(請求書等)データのシステム入力
- 企業活動全体のCO₂排出量算定(Scope1,2,3)および可視化
- 排出量削減目標の設定及び進捗管理
- 算定結果のレポート出力
システムの展開計画
2023年7月下旬
システムの運用開始
肥後銀行グループでの運用開始
2023年9月上旬
肥後銀行のコンサルティング先、金融機関等への提供開始
2024年1月(予定)
すべてのお客様へサービス提供開始
※具体的な日程は肥後銀行ホームページ等で案内する予定です
当社は、アジアのIT市場をリードするエクセレント企業として、持続可能な社会の実現に向けて、社内外での責任を果たし、企業としてさらなる前進を遂げるべく尽力してまいります。
当社のサステナビリティに関する取り組みについて
https://fptsoftware.jp/about-us/sustainability/top-commitment株式会社 肥後銀行について
会社名:株式会社肥後銀行
代表者:代表取締役頭取 笠原 慶久
創立:1925年7月25日
本店所在地:熊本市中央区練兵町1番地
資本金:181億円
事業内容:銀行業
従業員数:2,170名
拠点数:124(本支店118、出張所5、海外駐在員事務所1)
企業サイトURL:
https://www.higobank.co.jp/