FPTコーポレーションはFPTホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ド・ヴァン・カック(Do Van Khac)、以下 FPT)を通じて、特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン(本部:神奈川県横浜市、代表:関 茂樹、以下 シルバーリボンジャパン)が推進する脳や心に起因する疾患(障がい)およびメンタルヘルスへの理解を深め促進することを目的とした「シルバーリボン運動」に賛同し、10月10日「世界メンタルヘルスデー2025」にあわせ、東京タワーのシルバー&グリーンライトアップ点灯式を共催いたしました。
世界メンタルヘルスデー2025 東京タワー点灯式会場にて:厚生労働省、在日ベトナム大使館、シルバーリボンジャパンの皆さま、FPT関係者ほか
FPT本社オフィスでの東京タワー点灯式
FPTは世界メンタルヘルスデー2025を昨年よりも上位のトップパートナーとして協賛し、東京タワーのシルバー&グリーンライトアップ点灯式では、FPT東京本社オフィスを会場とし共催いたしました。当日は、厚生労働省や在日ベトナム大使館をはじめとするご来賓の皆さまとともにカウントダウンを行い、全国各地のライトアップ会場や大阪・関西万博との中継も行われ、メンタルヘルスへの理解を深める機会となりました。
概要
日程:2025年10月10日(金)17:30〜19:10
場所:FPTジャパンホールディングス本社(東京都港区)/東京タワー
点灯式共催:特定非営利活動法人 シルバーリボンジャパン/FPTジャパンホールディングス株式会社
障がい者雇用・メンタルヘルス推進の取り組み
FPTでは、身体・知的・精神の3障がいを持つ方々の雇用を積極的に行い、障害特性に配慮しながらその方の強みを活かせる職務設計と環境づくりを進めています。障がいを個人の一側面として尊重し、多様な人が安心して力を発揮できる職場づくりに取り組んでいます。
2025年の取り組み
- 「障害と付き合いながら働く座談会」の開催:精神障害のあるメンバーが、症状と向き合いながら働くための工夫やルーティーンの共有
- 「子どもパソコン教室」の開催:社員が講師としてインターネットリテラシーや権利・義務について講義
- 社内Benkyokai「精神疾患に起因する現在(いま)」の開催:シルバーリボンジャパン代表・関茂樹氏によるリカバリーストーリー講演
- リカバリーストーリー発表(社内・社外):社員が自身の回復体験を社内、社外に向け発表
- 心のバリアフリー研究会総会への登壇:社員が「就労が続けやすくなるための障害への理解とは」をテーマに講演
関係者のコメント
FPTジャパンホールディングス 代表取締役社長 兼
FPTソフトウェア シニアエグゼクティブバイスプレジデント ド・ヴァン・カック(Do Van Khac)[FPTコーポレーショングループ]
FPTは昨年に続き今年は、世界メンタルヘルスデーのライトアップイベントに共催できたことを大変光栄に思います。当社では2024年より本格的に障がい者雇用に取り組み、現在38名の社員が“Heart & Capability(HC)チーム”として活躍しています。社員同士が支え合い、理解し合う文化が根付いており、これはFPTの誇りです。今年は自社オフィスで点灯式を開催し、光り輝く東京タワーを見つめながら皆でメンタルヘルスに祈りをささげることに大きな意義を感じています。
コーポレートサステナビリティ推進(CSP)部 障がい者(HC)チーム所属 上田 高司(Ueda Takashi)
昨年は東京タワーのライトアップを現地で見て、とてもすがすがしい気持ちになったのを覚えています。今年は都庁から仲間と一緒にグリーンのライトアップを眺めることができ、嬉しく思います。当事者の方々はもちろん、メンタルヘルスの活動に携わる方々、支援者や家族、友人など、多くの支え合いがあって私たちは日々を過ごしています。このライトアップの日をきっかけに、心の健康について考え、思いを共有する輪がさらに広がっていけば嬉しいです。
コーポレートサステナビリティ推進(CSP)部 障がい者雇用担当 亀田 一美(Kameda Kazumi)
今年、FPTは世界メンタルヘルスデー2025東京タワー点灯式を共催し、東京タワーを望む当社の三田オフィスを会場として提供し、関西・大阪万博中継の技術協力を行いました。会場の準備や当日の運営サポートについては、当社障がい者HCチームが担当しました。メンバーが主体性をもってイベントに関わることは、彼ら自身の心を元気にし、自己効力感を高めるきっかけになったと感じています。役割があること、居場所があること、仲間がいることで人は前向きになれます。このような要素は、メンタルヘルスを考えるうえで多くの人に共通することだと考えます。
今後の展開
FPTは、今後もベトナムと日本をつなぐ企業としてメンタルヘルスの普及啓発活動を支援してまいります。また、障がいのある社員が社会とつながる発信活動を拡充し、教育・福祉・地域連携の分野で「誰もが安心して働き、支え合える社会」の実現を目指します。
世界メンタルヘルスデーについて
世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。これを世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)としました。
世界メンタルヘルスデー2025 トップページ
https://mentalhealthday.jp/
シルバーリボン運動について
シルバーリボン運動は、1993年に米国カリフォルニア州で Schizophrenia (統合失調症)への理解を求める取り組みから生まれました。日本では2002年福島県より活動がはじまり、世界ではシンガポール、メキシコ、インドで展開されています。今後は、ベトナムでの展開拡大が期待されています。
シルバーリボン運動 公式サイト
https://www.silverribbon.jp/
FPTジャパンホールディングスについて
社 名:FPTジャパンホールディングス株式会社
所在地: 東京都港区三田三丁目5番19号 住友不動産東京三田ガーデンタワー33階
ウェブサイト:https://fptsoftware.jp
FPTジャパンホールディングスは、ベトナムのICTリーディングカンパニーであるFPTグループで、海外に特化し IT 事業を担うFPTソフトウェアの日本法人です。ベトナムと日本両国の文化・経済・知識の交流の懸け橋となり、先進技術を活用したサービスやソリューションを通じて日本のお客様に最大限の価値を届けることを目的に、2005年に設立されました。現在では、RPA、ブロックチェーン、AI、クラウド、ERP、ビッグデータ分析など多様なサービスをエンドツーエンドで展開し、お客様のデジタル変革(DX)の実現を支援しています。
関連リンク
「29人に1人が外国人※1」時代、30国籍の社員が協働するFPTジャパン eNPS+12%が示すインクルーシブ経営の確かな証:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000017750.html
サステナビリティ・働きがいのある職場:
https://fptsoftware.jp/about-us/sustainability/a-rewarding-workplace