FPTはベトナムハロン湾において、日本のグローバルITサービス企業SCSK株式会社(以下、「SCSK」)と共同で、日本企業の20 人を超えるエグゼクティブに対し、デジタル変革(DX)に関する洞察力に富んだ視点を提供するセミナーを開催しました。
企業のデジタル変革を加速させるために、FPTはSCSKと共催で、公共事業、小売業、金融、さらに情報技術までさまざまな業界で活躍する日本企業に対し、「デジタル変革」をテーマにした特別セミナーを開催しました。この日のイベントでは、プレゼンテーションとラウンドテーブルが行われ、日本の中小企業と大企業のビジネスの最適化を目的とし設計された、デジタル変革ソリューションとイニシアチブが紹介されました。
デジタル化のグローバルトレンドとベストプラクティスについて、FPTコーポレーション会長 チュオン・ザー・ビンは次のように述べました。「デジタルトランスフォーメーションの最も重要な要素は、ビジョンです。リーダー、組織、または技術力、これら全てが準備できているかどうかを判断することが重要です。」と述べ、世界をリードする化学企業であるデュポン社のサクセスストーリーを紹介し、デジタル変革が企業にどのように役立つかを示しました。実際に、デュポン社は収益を倍増し、利益を4倍に増やし、世界規模で急速に成長しました。
情報共有のセッションに続いて、デジタル変革を実現させる際に検討すべき、機会と課題について議論するラウンドテーブルが執り行われました。このラウンドテーブルにおいて、管理不備、戦略不備、スタッフの改革への抵抗など、デジタル化の主な課題に対する解決策を共有しました。その後、FPTとSCSKの「包括的なデジタル変革ソリューションを企業に提供する」という戦略に対しても、強い関心が寄せられました。FPTはSCSKと協力し、革新的で効率的なアジャイルソリューションを開発し、日本企業のデジタル変革を加速させることについて確認しました。
SCSK代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者の谷原 徹様は次のように述べました。「2018年10月、FPTとSCSKは双方が協力して日本企業の海外市場への拡大の支援に関する覚書を締結しました。 今日は、FPTのデジタル変革戦略、そしてベトナムのIT産業の可能性を紹介するために、もっとも重要なお客様をベトナムに招待しました。今回のセミナーによって、お客様が両社のデジタル変革における能力やソリューションをよりご理解いただけるようにお手伝いさせていただきます。」
凸版印刷やイセ食品を含む日本の大手企業とのFPTのデジタル変革におけるパートナーシップは、FPTがデジタル変革サービスのプロバイダーとして、非常に価値のあるパートナーであることを証明しています。FPTのakaファミリ(akaWork、akaBot、akamind Machine Translation、akaChain)、FPT.AI、Open FPTなどの新製品やソリューションを導入することで、FPTはデジタルトランスフォーメーションにおける高い能力とコミットメントを実証しています。これらのソリューションは、クラウド、モバイル、アナリティクス/ビッグデータなどのプラットフォームに対し、次世代技術を適用しています。直近では、FPTはデジタルトランスフォーメーション戦略をサポートするための付加的なサービスを提供する子会社を設立しました。