FPTコーポレーションは、FPTジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ド・ヴァン・カック(Do Van Khac)、以下 FPT)を通じて、ベトナム・ダナン市から約170km、ラオス国境近くの標高1,300mの山あいに位置する「ガリ小学校民族寄宿校」に「希望のシャワー室」を完成させました。

この施設は、元FPTコーポレーション顧問の故・小川健夫への寄付、ならびにチャリティーコンサートを通じてHOPE基金に寄せられた支援金を原資としています。これにより、少数民族コトゥ族の子どもたち163名が利用できる、男女別の個室シャワー(各5室)が整備されました。シャワー室には太陽光発電システムが導入され、寒冷な山岳地でも温かいお湯を利用できる環境が整えられました。

これまで同校の子どもたちは、屋外や共同の水場で寒さに耐えながら入浴や洗濯を行っていました。新しいシャワー施設の完成により、子どもたちは寒い季節でも安心して入浴できるようになり、生活の質が大きく向上しました。

開所式では、FPTを代表し執行役員のファム・ティ・タイン・ホア(Pham Thi Thanh Hoa)が参加し、子どもたちとの交流や記念品の贈呈も行われました。

 

 

HOPE基金について

HOPE基金は、2017年にベトナム最大のオンラインメディアVnExpressと、FPTコーポレーションが共同で設立した社会貢献基金です。厳しい環境で学ぶ子どもたちや教育施設の支援を中心に活動しており、これまでに全国で380件以上の学校施設整備・改修を実施してきました。今回の「希望のシャワー室」プロジェクトは、2024年から開始された「Ánh sáng học đường(スクールライトアップ)」プログラムの一環として進められています。


今後の展開

FPTは今後も、寄付金の透明な活用と成果の可視化を徹底し、支援いただいた皆さまとともに「子どもたちが安心して学べる環境づくり」に貢献してまいります。


FPTコーポレーションについて

ウェブサイト:https://fpt.com/en

FPTコーポレーションは、ベトナムに本社を置く世界トップクラスのテクノロジー/ITサービス・プロバイダーです。テクノロジー、テレコミュニケーション、教育の3つの主要な部門で事業を展開しています。設立から30年以上の間、実用的かつ効果的な製品を世界中の人々、企業および非営利団体に提供し、世界のテクノロジーマップにおけるベトナムの地位を確立してきました。AIを活用した世界水準のソリューションを提供し、デジタルトランスフォーメーション(DX)、インテリジェントトランスフォーメーション(IX)、グリーントランスフォーメーション(GX)という3つの重要な変革に注力しています。2024年には、売上高24億7000万USドルを達成し、従業員数は5万4000人に到達しました。


FPTジャパンホールディングスについて

社名:FPTジャパンホールディングス株式会社
本社所在地:東京都港区三田三丁目5番19号 住友不動産東京三田ガーデンタワー33階
ウェブサイト:https://fptsoftware.jp/

FPTジャパンホールディングスは、ベトナムのICTリーディングカンパニーであるFPTグループで、海外に特化し IT 事業を担うFPTソフトウェアの日本法人です。ベトナムと日本両国の文化・経済・知識の交流の懸け橋となり、先進技術を活用したサービスやソリューションを通じて日本のお客様に最大限の価値を届けることを目的に、2005年に設立されました。現在では、RPA、ブロックチェーン、AI、クラウド、ERP、ビッグデータ分析など多様なサービスをエンドツーエンドで展開し、お客様のデジタル変革(DX)の実現を支援しています。


関連リンク

FPTジャパンは、ベトナム山岳地帯の教育施設への社会貢献活動を展開:
https://fptsoftware.jp/newsroom/news-and-press-release/news/20241212-2

FPTジャパンホールディングスのサステナビリティ:
https://fptsoftware.jp/about-us/sustainability

「コロナ孤児」を救う ベトナムIT大手が全寮制施設:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1940N0Z10C22A5000000/