FPTコーポレーション(以下、FPT)は、本日2019年3月29日付けで、Bui Quang Ngoc (ブイ・クアン・ゴック)取締役社長が退任し、取締役副会長に就任いたしました。後任として、同日付けで、Nguyen Van Khoa(グエン・ヴァン・コア)が取締役社長に就任いたしました。
Nguyen Van Khoa(グエン・ヴァン・コア)は、1997年にFPTに入社し、これまでの22年間、若きリーダーとしてFPTをリードしてきました。コアは、B2BとB2C両方の事業領域に精通しており、両事業領域におけるテクノロジーの理解を必要とするリーダーシップの役割に優れています。
Bui Quang Ngoc(ブイ・クアン・ゴック)は、2013年から2018年迄の過去2期の取締役社長在職中、常に2桁の成長率を維持してきました。技術革新に対し力を注ぎ、ベトナム全土の重要なインフラを強化し、さらに多くの投資を行ってまいりました。また、若いリーダーたちの管理能力を強化するために、さまざまな業界や社内部門におけるネットワークの構築に、多くの時間を費やしました。今後はFPT副会長に就任し、重要なプロジェクトに取り組んでまいります。
FPT 会長Truong Gia Binh(チュオン・ザー・ビン)は次のように述べています。「FPTの取締役会は、共通のゴールに向かって人々を統率し、指導し、刺激し、意欲を起こさせ、さらに勇気づける能力があるコアを高く評価します。どのような立場でも、コアは任務を遂行するための情熱と決意を常に示しています。私たちは彼の若さとFPT への愛情を信じ、FPTの経営幹部と共に企業を新たなステージへと高めてまいります。」
今回の就任にあたり、コアは次のように述べております。
「前任者全員の精神と、『FPT – Building to last (FPTを最後まで築く)』という熱意を受け継いだことは、とても幸運なことです。リーダーの最も重要な能力の1つは、素晴らしい成果を生み出すために、数多くの社員のモチベーションを高め、会社の前進と持続可能な成長を確保することです。『Taking people as foundational success(人々が成功するための基礎)」をモットーに、私は仲間と共に、FPTの重要な戦略的イニシアチブが成功することを信じています。また、第4次産業革命のデジタル変革(DX)時代の流れの中で、我々は社員共々、FPTをベトナムの重要な企業にさらに変革していくことになるでしょう。」
コアは1997年にFPTに入社し、さまざまな要職を歴任して参りました。
2012年に35歳の若さでFPTテレコム代表取締役社長に就任した際は、FPTグループ内において最年少のCEOでしたが、新たな事業方針の元、企業の中核を担う人材の育成、新製品・新サービスおよび新たな管理方法を積極的に採用し、FPTテレコムをベトナムにおける大手インターネットサービス企業のトップ3を維持しつつ、2017年までの間に収益を2.6倍、利益を1.6倍になるまで成長させました。
その後、2018年にFPTインフォメーションシステムの代表取締役社長に就任し、大きな成果をあげました。
FPTの取締役会は、FPTテレコムおよびFPTインフォメーションシステム両社における実績と、FPTの文化や使命に対する深い理解を持つグェン・ヴァン・コアが、FPT取締役社長に就任することにより、FPTグループ全体の継続的な成功を保証し、お客様により一層付加価値をもったサービスをご提供できることと信じております。
今後とも、引き続きFPTへのご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。