2018年10月10日、東京において、グエン・スアン・フック ベトナム首相は、「航空宇宙」「郵便」「銀行」「保険」「飲料」「建設」「流通・物流」など、日本の業界における一流企業26社のトップクラスと、朝食会において会談をおこないました。
会談の中で、グエン・スアン・フック首相は、「ベトナムはグローバルトレンドに従い、日本企業、日本の技術系企業から全ての経済分野、特に先端技術やエコに関するプロジェクトの投資を誘致したいと考えております」と強調しました。
グエン・マイン・フン情報通信大臣もまた、「日本企業が、人工知能、ビッグデータ、IoT、ロボティクスなど第4次産業革命における新技術開発において、ベトナムIT企業との協力を強化し、ベトナムにおける電子政府の展開を推進していただきたい」と述べました。
日本企業は、ベトナムの投資環境や政府の優遇政策を高く評価し、今後のインフラ開発計画と先端技術における優先的な投資に関心を示しました。
日本大手IT企業の副会長は、すでに人工知能、IoT、クラウドを導入し、先端農業分野の課題を解決していることを述べました。また、同社はFPTと協力し、先端農業のプロジェクトを展開しており、今後ベトナムで先端農業を強力に推進していくため、ベトナム政府からの支援を期待していることを伝えました。
「ベトナム首相との朝食会」は、日本のグローバル企業とベトナムのリーダーとの関係を強めることを目的とし、今回は、グエン・スアン・フック首相が、第10回メコン・日本協力サミットに出席するための日本訪問中に、FPTとベトナム計画投資省の共催により行われました。日本最大規模のベトナムIT企業として、FPTが「ベトナム首相との朝食会」を主催するのは、昨年に引き続き、今回が2回目です。日本で最初に事業所を設立したベトナムIT企業として、FPTは他のベトナムIT企業が日本市場に進出する礎を築き、日本の各組織や団体、企業との関係を作りました。FPTは、両国間のパートナーシップを強化する「かけ橋」となっています。「ビッグデータ」「IoT」「AI(人工知能)」「RPA」「ロボティクス」「スマートファクトリー」などの技術を擁する、ベトナム最大手のIT企業であるFPTは、日本企業のデジタルトランスフォーメーションの未来を支援することが出来ます。
東京、札幌、横浜、静岡、名古屋、大阪、福岡、沖縄といった開発拠点を含めた8つの事業所、日本で勤務する従業員数1,100名以上(2018年10月現在)など、FPTは従業員数における外国比率が日本最大規模の外資系IT企業です。また、8,000名以上のエンジニアが、ベトナムで日本市場向けのプロジェクトに従事しています。そして、2018年第4四半期には、日本国内において、さらに2つの事業所を新設する予定です。FPTは、これからの2-3年で、日本市場における売上高5億ドル、日本で勤務する従業員数3,000名など、日本最大規模のテクノロジー企業トップ20社になることを目標として掲げています。
従来のITサービスに加え、FPTは、戦略のコンサルティング、設計から展開、保守、特にデジタルトランスフォーメーションのプロジェクトにおいて、お客様に総括的で価値の高い技術サービスの提供を推進していきます。従来のITサービスに加え、FPTは、戦略のコンサルティング、設計から展開、保守、特にデジタルトランスフォーメーションのプロジェクトにおいて、お客様に総括的で価値の高い技術サービスの提供を推進していきます。
FPTは現在、日立製作所、富士通、凸版印刷、イセ食品など、日本のリーディングカンパニーの重要なデジタルトランスフォーメーションのパートナーであり、日本大手企業300社以上に対し、幅広い領域のITサービスを提供しています。