2019年6月28日、G20大阪サミットに伴い来日した、グエン・スアン・フック ベトナム社会主義共和国首相(以下、フック首相)は、ベトナムを代表するICTグループFPTが主催した会合において、日本の大手企業約30社のトップマネジメント層と会談を行い、ベトナムへの投資と事業協力に関心のある日本の企業に対し、歓迎の意を表されました。
フック首相は、「現在デジタル経済は急速に進んでおり、あらゆる国の経済や生活に大きな影響を及ぼしている」と述べ、国におけるITの重要性を強調しました。ベトナムは経済および社会全体を変革するための戦略を策定し、2020年には情報インフラ開発と5Gネットワークの商業展開に関する投資が優先して行われます。また、ベトナムでは、2020年から2025年の間に、100万人規模のハイレベル人材を確保するために努力し、IT人材を育成してきました。今後もIT産業を国として発展させ、電子、電気通信、ソフトウェア輸出、ITサービスを強化していく予定です。
フック首相は、今回参加された日本の大手企業のトップマネジメント層を前に、FPTの国際的なプレゼンスとIT技術を評価されました。さらにFPTが、ベトナムと日本の両国間におけるビジネスの更なる発展に積極的に貢献することに対し、非常に大きな期待を寄せています。