FPTグループは、ミャンマーの決済機関ミャンマー・ペイメント・ユニオン(MPU)によって国家資金決済システムの電子化プロジェクトの主な投資家に選定されました。
FPTとMPUとの協業は、収益共有モデルに決定されました。これによりFPTは2016年の8月頭から1年間システム全体の構築や展開に投資します。また、10年間MPUに貸出し、電子取引から得た手数料(%)を受け取ります。
近い将来には、ミャンマーに40ある金融機関のうち24機関で本システムが使用され、この数字は増加の一途をたどる見込みです。
ミャンマーでは、人口の5500万人が2000台のATM、4000台のPOS、及び約200万種のATMカードを使用しています。しかし、95%の取引は現金で行われています。
FPTの代表者によると、電子化された国家資金決済システムの運用は、ミャンマーにおける従来の現金取引から非現金取引への移行を加速させます。従って、ATM、POSやEコマース、モバイル付加価値サービス(VAS)、EMVカードサービス、電子請求書の決済など銀行業界の優れたサービスが新しい電子決済システム上に適用されます。
FPTは、ミャンマーが国際経済への統合のため開国した当初から投資を開始しています。FPTは、もともとシステムインテグレーションの分野を中心に、2013年5月7日FPTミャンマーとして支社を開設しました。