「ここにいる皆さんの中で、イベントへの出席を確認するための電話を受けた方はいますか?」FPTコーポレーション取締役社長 グエンヴァンコアは、11月21日にホーチミンで開催されたFPTテックデー2019で聴衆に尋ねました。「FPTのバーチャルアシスタントが、その電話をかけたのです。これはデジタル変革でビジネスをスマートに開始する方法の一例です。」と付け加えながら、彼は話しました。

今年で7年目をむかえたFPTテックデーは、デジタルビジネスを行う関係者が集い、デジタル変革時代に痛みを伴わずにどのようにデジタル変革を行っていくかについて話し合われてました。今回初めて、AI 搭載のバーチャルアシスタントが出欠状況を追跡・確認するために導入された結果、管理タスクの一部を削減することができ、数千にのぼる参加者の出欠状況を完了できました。

コアによると、ベトナム企業の多くは、デジタル変革を誇大広告ではないかと警戒しており、「それは世界と比べて、1.5倍も高いとされています。彼らは何から始めるべきか、どのモデルを採用するか、誰をパートナーにしたらよいのか、わからないのかもしれません。」と述べ、「デジタル変革をスマートに開始し、先ほど紹介したようなシンプルなことから始めましょう。デジタル変革を進めなければ、私たちはすぐに淘汰され、消えてしまいます。」とコアは語りかけました。

「FPTは小さな企業としてスタートし、いまやグローバルな企業へと成長しました。FPTは、現在世界中で600社以上のお客様にサービスを提供しており、そのうち約100社がフォーチュン・グローバル500の企業です。  」とコアは話します。

「デジタル変革は止めることのできないメガトレンドです。私たちは間違いなく、デジタル変革に直面します。共に生き繁栄する方法を見つける必要があります。 私たちの中で誰かが最初のステップを踏み出したかもしれませんが、多くの人が未だにスタートしていないのです。」

また、彼は、”ちょっと大きく考える小さくスマートに始める、スピーディに拡大する”というデジタル変革に重要な3つの主要な原則があると強調し、「デジタル改善™」と呼ばれるFPTのデジタル変革のメソトロジーを参加者と共有した上で、「3つの原則の中でスマートに始めるということが、みなさんと私たちにとって最も重要です。」と述べました。

さらに、「これはやりがいのある旅になるでしょう。この3か月間で私たちは社内および顧客と300回のミーティングを開催し、誰が何をするのか議論しました。当社はデジタル変革を加速させるために、多くのプラットフォーム、製品およびサービスの開発にコミットしています。私たちはこのデジタル変革の旅であなたと共にあるのです。」と続けました。

東南アジアのICTサービスにおいて業界をリードするFPTは、現在デジタル変革に焦点を移しています。2017年以降、FPTは、IoT、人工知能(AI)、5G、サーバーレスコンピューティング、ブロックチェーン、ロボティクス、バイオメトリック、3D印刷、バーチャルリアリティ(AR)、ドローンなどの次世代技術を活かし、世界を牽引する企業のデジタル技術サービスパートナーとなっています。FPTは、10年以内に世界におけるトップ50のデジタル変革サービスプロバイダーになることを目標にしています。