FPTソフトウェアは2017年1月13日に設立18周年を迎えます。強い信念を常に持ち続け、世界中にベトナムの技術力を示すという思いで進み続けてきた18年の歴史を祝います。
この18年間におけるハイライトポイントをご紹介いたします。
1999年:
6月に、オペレーションユニットとしてFSU1を新設しました。当初、このユニットは13FSSの役員で構成されました。 マネジメントは、Nguyen Thanh Nam部長を筆頭に、Nguyen Khac Thanh副部長、Nguyen Lam Phuong氏が担当しました。
11月には、FPTの最初の海外オフィスがインドに設立され、FPTの社員がグローバリゼーションの夢を具現化する第一歩となりました。
2000年:
1月には、FPT USA設立のプレスリリースを行い、Henry Tran Van氏とLe Hong Son氏が管理のもとシリコンバレーにオフィスを開設しました。
2001年:
FPTソフトウェアは日本市場に注目しました。2000年末には、Nam氏とBinh氏が東方への旅の後、Sumitomo取締役からの助言、支援を得て、FPTソフトウェアと日本のリーディングカンパニーとの間で会議が実現し、NTT-IT様と最初の契約を締結しました。
2002年:
CMM-4キャンペーンの展開から約1年後の3月、FPTソフトウェアは東南アジアの企業としては初のCMMレベル4の認証を取得し、品質管理のための品質リーダーシップ100にランクインした初の企業となりました。
2003年:
日本の顧客との契約が増加し、日本はFPTソフトウェアの主要市場となりました。
2004年:
4月13日、FPTホーチミンが設立されました。
2005年:
8月13日、FPTソフトウェアはベトナム中部のダナン市で正式に事業を展開しました。
11月13日、東京でFPTソフトウェアジャパン株式会社が正式に設立されました。同社は東京に本社を、大阪に代表事務所を構えていました。これは、ベトナム企業が100%資本を所有するソフトウェア企業としては日本初となりました。
2006年:
3月、FPTソフトウェアは、マレーシアの2万人以上のユーザーを対象に、1,500のアプリケーションをLotus NotesからMicrosoftに変換するというゼネコン向けのアウトソーシングプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは東南アジアでは最大規模で、マレーシア全国から400人以上のエンジニアが参加し、20ヶ月間で実施しました。
3月、FPTソフトウェアは、情報セキュリティ管理システム(BS7799-2:2000)でTUV NORD認定を取得したベトナム初の企業となりました。
5月、FPTソフトウェアはCMMiレベル5を取得し、工学研究所(SEI)が認定した150社の世界企業のリストに入りました。これにより、成熟モデルで最高レベルのソフトウェア生産能力を持つことが証明されました。
2007年:
3月13日、FPTソフトウェア・アジア・パシフィック株式会社が設立されました。
2008年:
FPTソフトウェアは、欧州、マレーシア、米国、およびオーストラリアに支社を設立し、計画されていたすべての市場に進出することにより、グローバル化計画の第一幕が完了しました。
2009年:
2009年1月13日、FPTソフトウェアホーチミン支社の子会社としてFPTSSが設立されました。これはFPTソフトウェアが子会社を持つ初のケースとなりました。 またハノイ支社では、FRD、FMD、F2W、FSEの4つの子会社が設立されました。これによりFPTソフトウェアは、より深くコアビジネスにフォーカスし、従業員が学び、経験し、成長するチャンスを創出するという理念を実現しました。これらの子会社は、2010年1月1日に正式に事業を開始しました。
2010年:
2010年1月1日、小川健夫氏がFPTジャパン代表取締役に就任し、FPTソフトウェアの経営幹部に外国人が就任した初のケースとなりました。FPTジャパンの5周年記念日に、FPTソフトウェアの戦略的市場である日本において将来の発展に安定した方向性や基盤を確立することが出来ました。
2011年:
ホーチミン市のFPTソフトウェア第2キャンパスが設立されました。これにより、約5,000人のプログラマーにオフィススペースを提供できるようになり、先の10年間におけるFPTソフトウェアの発展を加速します。
2012年:
1月1日、FPTソフトウェアはHoang Nam Tien氏を会長、Nguyen Thanh Lam最高経営責任者(CEO)とする新管理体制となりました。子会社を持たず、特定の事業分野、市場、またはクライアントに応じる戦略的ビジネスソフトウェアモデルの新体制を採用しました。
2013年:
FPTソフトウェアは、9月13日に発行された「Software Magazine」のトップ500ソフトウェア企業にランクインしました。 11月には、FPTソフトウェアは、2013年11月にNeoGroup(米国)によって評価され、発表されたグローバルサービス(インド)から「トップ100 IT&BPOサービス企業」という国際賞を続けて受賞しました。この時点において、FPT ソフトウェアは、国際IT業界の評判の高いリストにランクイン入りしたベトナム随一のIT企業となりました。
2014年:
国際アウトソーシング専門家協会(IAOP) の「2014 年グローバルアウトソーシング100」に選出されました。
また6月には、FPTソフトウェアはRWE IT社を買収し、社名をFPT Slovakiaと変更しました。
2015年:
8月1日よりHoang Viet Anh氏がFPTソフトウェアのCEOに就任しました。Nguyen Thanh Nam(1999年-2009年)、Bui Thi Hong Lien(2009年~2011年)、Nguyen Thanh Lam(2012年~2015年)に続く、FPTソフトウェアの4人目のCEOとなります。
FPTソフトウェアはISO 20000認証を取得しました。ベトナムでは初のISO 20000取得となりました。
2015年に、FPTソフトウェアは、2016年以降の各ユニットの日本のリソースのニーズを満たすための目標としてブリッジSEの1万人育成プログラムを開始しました。
2016:
1月1日より、FPTソフトウェアの新体制が始まりました。事業開発、デリバリ、品質管理、人事管理と開発、財務、情報システム、技術、取締役会へのアシスト、シェアードサービスセンターの9つのグループから成り、デリバリーと品質にフォーカスします。
FPTは韓国に支社を開設しました。
Fコンプレックスキャンパス(ダナン)を開設しました。FPTコンプレックスのキャパシティは1万人に上り、ベトナム中部最大のITサービスセンターです。
FPTソフトウェアに1万人目の社員が入社しました。