2017年1月19日、グエン・スアン・フックベトナム首相は、スイス・ダボスにて開催された世界経済フォーラム(WEF)で、航空、テクノロジ、金融、保険などの領域におけるグローバル企業トップ15社との会談に参加しました。FPT会長チュオン・ザー・ビン氏も、WEFのメンバー及びベトナムIT業界の代表として参加しました。
本会談で、グエン・スアン・フック首相は、「私どもは、経済的な動機付けを高い付加価値、品質の高い技術及びリソースをもつ分野への導入に切り替えております。」と語りました。政府機関のリーダーらは、「第4次産業革命は世界の外観及び人の生き方や働き方を変える」と確信しています。ベトナムでは、IT分野が開花しており、農業・運輸・ヘルスケアと教育など他の分野の「革新」も進められています。
首相は、「2020年までにベトナムはおよそ100万人のITリソースを持ち、ITアウトソーシングとデジタルコンテンツにおけるトップ10の国にランクインするようになります。」と語り、ベトナムが主催を申し込んでいる「2017年のAPECサミットカンファレンスでの1つの重要なプログラムはデジタル時代の能力を証明することであり、一番重要な成長の動機付けです。」とも共有しました。
FPT会長チュオン・ザー・ビン氏は、グエン・スアン・フック首相及びグローバルトップ企業とともに、会談に参加し、「1回の朝食で100億ドルの企業と連携できるなど、ダボスでしかできないことです。現代的なロジスティクスに向けベトナムの門を開くというベトナム首相の確信的な決定に彼らが大きな関心を持ったこと、そして、首相がITインフラストラクチャ開発へのサポートをしてくださっていることは大変光栄なことです。」と述べました。
チュオン・ザー・ビン会長によると、モノのインターネット(IoT)及び人工知能(AI)が全世界で話題にのぼっています。会長は「WEFはFPTのような企業に対し、価値のあるフォーラムです。ここではあらゆる分野の世界一流企業と会談することができ、ベトナムやFPTの技術能力を広めることができます。」と語りました。