2018年8月15日、日本経済新聞社(以下、日経)が発行する英字雑誌「Nikkei Asian Review」は、2018年日経アジア300を発表しました。FPTコーポレーション(以下、FPT)は、日本の大手新聞社である日経がアジアの信頼性や価値の高い企業のトップ300を選出したベトナム5社のうちの1社となりました。 日経アジア300は、アジア11ヵ国の中から成長性が高く規模が大きい企業の一覧で、成長性、採算性、効率、財政状況を基準に候補が選ばれます。また、日経の専門家が最新年度のデータに基づき分析した、企業の力を総括的に評価したものです。
FPTがベトナム最大のIT企業として日経アジア300にランキングされてから、2018年で4年目を迎えます。FPTは、2015年から2017年の3年連続で、時価総額と成長性を基準に選ばれたアジアの代表的な企業300社に入っていました。
2018年日経アジア300のベトナムの5社は、ベトナム外商銀行(VietcomBank)、FPTコーポレーション、ペトロベトナムガス(PetroVietnam Gas)、ビナミルク、Vingroupです。
IT分野では、FPT以外にも、SKコーポレーションホールディングス(韓国)、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(インド)、HCLテクノロジーズ(インド)、Infosys(インド)、Wipro(インド)など、世界的に名の通った企業も含まれています。
日経が発行する日経アジア300によると、FPTはベトナム最大手IT企業であり、ソフトウェア開発、テレコムからIT製品小売まで、IT・テレコム業界の重要分野を幅広く手掛ける企業です。ソフトウェア開発分野では、FPTは多くの海外のパートナーやクライアントにサービスを提供していますが、その大部分が日本市場です。