2018年8月27日から31日までの5日間にわたり、「第4次産業革命における日越IT協力」と題し、「第12回 Japan ICT Day 2018」が開催されました。

 

FPTソフトウェア会長 ホアン・ナム・ティエンの「ベトナム、第4次産業革命における戦略的パートナー」と題したスピーチ

 

イベントには、情報通信省副大臣グエン・ミン・ホン氏、在ベトナム日本国大使館永井克郎氏をはじめとし、国内外の代表者約400名が出席、その内日本からは、8団体より80名以上が出席しました。
FPTソフトウェアは、本イベントのシルバースポンサーです。FPTソフトウェアを代表し、会長ホアン・ナム・ティエンが「ベトナム、第4次産業革命における戦略的パートナー」と題し、印象深いスピーチをおこないました。スピーチでは、ここ最近の日越IT協力において、従来のITサービスのアウトソーシングから、ビッグデータ、VR、ロボティクス、IoT、ブロックチェーン、そして、人工知能(AI)など、先端技術の研究開発プロジェクトを両国の企業が協業して展開するようにシフトしている動向について説明しました。

 

FPTソフトウェアは、本イベントのシルバースポンサーです。

 

現在、日本ではIT業界、特にIoT、AI、ロボティクス、自動運転など先端技術の人材不足が深刻化しています。一方、ベトナムは豊富なリソース、技術能力の高い人材という長所に加え、先端技術開発への投資は日ごとに増えており、日本との協力関係も良好なため、日本の各社にとって魅力的なパートナーになってきました。
8月27日と28日の2日間、Japan ICT Day 2018に際し、「スマートシティ」をテーマに、ベトナムソフトウェア協会(VINASA)、日越IT協力クラブ(VJC)、沖縄デジタルコンテンツ産業振興協議会が主催したハッカソンが行われました。このコンテストは、スマートシティを建築、管理するにあたり、コーディングをツールとして実践的な問題を解決することを推進しています。全国のIT企業、大学の中から19チーム、74名の協技者(エンジニア、開発者)がコンテストに参加しました。

過酷な3ラウンドを経て、FPT大学のLittle Binチームが優勝を勝ち取り、ハッカソン優勝商品である日本へのペア旅行(5,000 USドル相当)を獲得しました。

 

FPT大学のLittle Binチーム

Japan ICT Dayは、ベトナムソフトウェア協会(VINASA)が日越IT協力クラブ(VJC)と共に2007年より毎年主催している日越IT企業協力促進活動です。イベントは情報通信省、商工省、日本国大使館の後援により、また、ダナン市人民委員会、日本の多くの組織や協会と共に開催されます。今年のJapan ICT dayは日越外交関係樹立45周年記念活動の一環でもあり、ハノイ市、ダナン市で2018年8月27日から31日の5日間にわたり、開催されました。