FPTは、世界的大手ブルワリー企業の1社であるカールスバーグの正式なテクノロジーパートナーとして、ITサービス及びデジタルトランスフォーメーションサービスを提供する旨の覚書を締結しました。また両社は、スマートブルワリー、Azureへのクラウドマイグレーション、オープンAPIプラットフォーム、データ戦略と分析を含め、デジタルトランスフォーメーションにおけるさらなる分野を探求することとしています。

FPTとカールスバーグとの協業は2018年1月から始まりました。数ヶ月のコラボレーションの後、FPTは製造実行システム(MES)、プランニング向けの人工知能やコネクテッドバー(Connected Bar)など数々のプロジェクトにおいて、カールスバーグのデジタルトランスフォーメーションのパートナーとしての役割を果たしました。MESにより、デジタル監視・制御システムのプロジェクトにおけるお客様のオペレーションを改善し、同社の製造プロセスの最適化と生産量の最大化を支援しています。
MESに加え、FPTはカールスバーグの消費者行動分析、ニーズの予測、生産計画を支援するために、人工知能の専門知識を活用する予定です。デジタルトランスフォーメーションにおける両社の協業は、カールスバーグが「ゲームチェンジャー」だとするコネクテッドバーも含みます。スマートセンサーを使ったコネクテッドバーは、同社の商品品質の保証だけでなく、同時に消費量を監視し、効果的な供給管理システムにつなげます。

 

 

カールスバーグの代表取締役社長 Cees ‘t Hart氏は署名式で「FPTとパートナシップを締結し、喜ばしく思います。FPTによるブルワリーデジタル化支援は、当社の持続可能性の目標や、生産性向上の目標の実現に近づけてくれます。」と述べました。

FPTコーポレーション会長チュオン・ザー・ビンは以下のように強調しました。「FPTは常に、お客様により高い価値を提供するため、懸命に技術力を向上し続けています。2018年から2020年までの間、当社はデジタルサービスの売上高を毎年7割成長させ、世界的なデジタルトランスフォーメーションのサービスプロバイダーになるという目標を掲げました。カールスバーグ社のグローバルITサービスプロバイダーになることで、同社の事業の近代化とデジタル化に意欲と責任を持って取り組み、高い事業効率と素晴らしいお客様体験をもたらし、世界の一流ブルワリーとしてのカールスバーグ社の地位を確立することを支援します。」

署名式はFPT創立30周年記念活動の一環として執り行われ、デジタルトランスフォーメーションの分野において、世界の企業から信頼されるパートナーになる旅の中で、FPTコーポレーションの記念すべきマイルストーンを刻みました。