11月6日、ベトナム・ダナンにおいて21カ国が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議2017は9日間にかけて開催されました。国家元首のほかグローバル企業の代表者もAPEC会議に参加しました。
11月8日、FPTコーポレーション会長チュオン・ザー・ビンはベトナムとAPECでの各メンバーとの投資機会促進に関するセッションを主催しました。ここにはベトナム国の工商省、科学・技術省のリーダーとUPS、WEF、 VinaCapital、 Agoda Outside、GE、UL、Mizuho銀行など大企業組織の代表者が参加されました。
セッションにおいては、参加者は安定的な投資環境の大切さ、企業と政府との間の強い共済協力の役割、物流・医療・オンライン旅行分野の価値と開発方向、国家間データ交換、ベトナムでのデジタルトランスフォーメーションなどの話題について意見交換することができました。
ベトナムはWEF(World Economic Forum)の評価によると、グローバル競争能力で5ランク、ビジネス環境で14ランク前進しました。
投資環境のほか、注目すべきもう一つの価値観は、APEC参加者が焦点を当てた技術とデジタルトランスフォーメーションでした。技術は物流、旅行、医療などさまざまな分野の営業活動を開発し、最適化するためのプラットフォームとなります。
WEFの常務取締役Philipp Rosler氏は「テクノロジーはベトナムの将来発展のキーワードになります。経済を発展させて、国の役割を高めるために、テクノロジーのプラットフォーム開発機会をご活用下さい。」と述べました。
General Electric社の社長兼最高経営責任者Wouter Van Wersch氏はデジタルトランスフォーメーションは主要な要素の一つで、5年前から、工業を向上するためにGE社はこの分野の投資に注力しているとのことです。
このセッションでは、チュオン・ザー・ビンは、FPTが1988年からベトナムでの最大テクノロジー企業である説明をしました。さらに、APECサミットに参加できることは、FPTが世界の有力企業にアプローチする上で有益な機会であり、FPTはビジネスのデジタルトランスフォーメーションで、自動車、小売、健康など様々な分野で、アメリカ、フランス、日本の企業みなさまとパートナーになれることを目指していると語りました。以下は、その際の1つの発言です。
「デジタルトランスフォーメーションにおいては、FPTはかなり特別な役割を持っています。デジタル経済というのは2016年のDavosフォーラムから言及されはじめましたが、実際にデジタルトランスフォーメーション、クラウドに関する開発はFPTが7年前から既に着手していました。また、GEと一緒にPredixというデジタルトランスフォーメーションインフラを開発したのはFPTが唯一の会社であり、現在も世界の各グループ向けプラットフォームを開発しています。」