カルソニック カンセイ様
「お客様の要望はメールとともにアプリケーションも移行させることでしたが、どのようなアプリケーションや機能を使っているかを聞き取ることで、Office 365 を中心とした新しいコミュニケーション基盤を提案することができました」と、ベトナム本社でオフショア開発を行なったFPTソフトウェア株式会社クラウドサービスセンター ディレクターのブイ・ヴィン・タンは話します。FPTソフトウェアでは、顧客企業に日本語が堪能なオンサイトのメンバーを常駐させて要望を聞き取ったり、アセスメントを行い、ベトナムでオフショア開発を行なっています。
通常、オンサイトで顧客とやり取りを行なう会社と、海外でオフショア開発を行なう会社は別であることが多いですが、FPTソフトウェアは 1 つの組織でそれを実現することでダイレクトにやり取りができ、スムーズな開発が行えます。
グローバルな自動車部品メーカーであるカルソニックカンセイ株式会社は、FPTジャパンがソフトバンク・テクノロジー株式会社とともに Notes のマイグレーションを提供した事例として紹介されています (http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/calsonickansei.aspx)。この事例では、10 年以上使い続けていた Notes を Office 365 に移行してグローバルなコミュニケーションを円滑にし、オンプレミスやモバイル環境との連携も実現させて、クラウドならではの利便性の向上を実現しています。
要求仕様
既存オンプレミス環境で課題となっていたメンテナンスコスト、効率性、スケーラビリティーの問題について解決する必要がありました。
上記問題を解決するために、クラウドプラットフォームが検討されました。
ソリューション
アセスメントと PoC をマイグレーションを行う前に実施
移行方法や移行ソリューションの確認と全体計画のために実施
Office 365 と Data Center のハイブリッドソリューション
セキュリティ要件や利用目的に合わせた利用形態、コストの最適化を実現
電子メールは Online サービスを活用
24/365稼働のために多くのリソースを割いていた電子メールは SaaS プラットフォームへ移行
アプリケーションは利用目的に合わせてカスタマイズ
移行難易度や利用目的に合わせて、SharePoint Online、SharePoint Server、.NET アプリケーション、基幹系システムのカスタマイズに振り分け
使用した技術
Office 365、.NET フレームワーク