お客様
弊社のお客様は本社が大阪にある、日本の大手電機メーカーです。
要求仕様
お客様は複数のコンポーネントを持つUniPhierオーディオシステムを開発しました。そして、ITパートナーがシステムの以下3パーツを開発することになりました。
- 汎用非同期送受信回路(UART)デバイスドライバー:UARTインタフェースを利用するテストツールからメッセージを送受信します。
- PNL:UARTデバイスドライバーとPIFの間のメッセージを送信・処理します。
- PIF:UniPhierオーディオシステムのメディア機能を実装します。
課題
お客様の提供物は変更記録がなく、その上更新が多かったためプロジェクトチームはバージョンのコントロールに苦労しました。
お客様から提供されたハードウェアおよびソフトウェアに関するバグを分析するのに時間がかかりました。
ソリューション
日本の大手企業からご発注いただいた困難なプロジェクトだったため、FPTソフトウェアはお客様のプロセスを研究するだけでなく、独自のプロセスを定義し遵守しました。本プロジェクトは2フェーズからなりました。
- フェーズ1:弊社は3コンポーネントのアーキテクチャ設計と詳細設計を行い、MS Visual C++ 6.0 on iTRon platformなどのツールで開発しました。
- フェーズ2:UniPhierオーディオシステム評価用テストツールの品質や機能性向上のため、提供されたPC側のPCテストツール(ダミーパネルモジュールと呼ばれる)を保守し、ダミーパネルモジュールのBETA版を開発しました。更に、メディアモジュール内のUARTDD + PNLを保守すると共に55コマンド(PNLコマンド)でテストケースを実行しました。
利用技術
Compiler、Debug Factory、uITRON kernel library and source tree、MS Visual C++ 6.0、Windows XP