少子化の問題に直面する日本においてエンジニアの確保が一段と難しくなる中、システム構築が手軽に短期間でできることから「ローコード」技術に注目が集まっている。ローコード技術を上手に活用するには、DXやデリバリー、ソーシングといった戦略とセットで考えることが大切だ。ITプラットフォーム、データ移行・統合、モバイル向け新サービスなど、様々な局面で活用できる技術だけに、一部の組織やプロジェクトに閉じるのではなく、全社の視点でスキルを習得し、ノウハウを蓄積していくべきでもある。ローコード活用の要所について議論する。
小野内 隆弘
FPTソフトウェアジャパン
コンサルティングサービス事業本部